カナダで新たな牛海綿状脳症(BSE・狂牛病)症例が確認されたのを受け、アメリカ政府は23日、カナダ産牛肉の輸入を中止する考えがないことを強調しました。
アメリカ農務省のマイク・ジョハンズ長官はこの日の声明の中で、「アメリカがカナダから牛肉または牛を輸入する現行の政策は現在のところ変えることはない。アメリカの牛肉貿易政策は国際的なルールに基づいて制定したものだ」と述べました。
カナダ政府は23日、西部のアルバータ州で新しく発見した疑い例について、BSE感染を正式に確認しました。