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イラン大統領、核問題が安保理に付託されても妥協しないと表明
   2006-01-15 13:47:45    cri

 イランのアハマディネジャド大統領は14日テヘランで、「イランは、核エネルギー利用の合法的権利を決して放棄せず、核問題が国連安保理に付託されても、すでに開始した核エネルギー研究活動を停止することはありえない」と述べました。

 これは、アハマディネジャド大統領が14日の記者会見で述べたものです。

 アハマディネジャド大統領は、「イランの核活動は、ずっとIAEA・国際原子力機関の関係法規と『核拡散防止条約』の枠組み内で行われており、核エネルギーの研究は、国際的法規によって保障される合法的権益である」と述べました。

 イラン最高国家安全保障委員会のエンテザミスポークスマンは当日、「イランとEU・欧州連合の協議は、ウラン濃縮問題を巡って進められるべきで、核燃料の研究問題は協議の範囲内に入っていない」と述べました。

 同じく14日、EUのソラナ共通外交・安全保障上級代表は、記者のインタビューに答え、「イラン核問題で、私はイランに対する軍事行動を取ることに断固反対する。国連安保理がイラン核問題の解決に参与しても、協議の終了を意味していない」と述べました。

 ロシアのラブラフ外相はモスクワで、「現在イラン核問題でのロシアの主要任務は、イランが核拡散防止条約に違反することを防止することである。ロシアは、イラン核問題を安保理に付託する可能性がある」と述べました。

中東
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