2005年、中国では道路交通事故による死亡者数が9万8千人に達し、この5年来初めて10万人を下回ったものです。
この統計データは中国公安省が12日発表したもので、それによりますと、去年、中国の自動車の保有台数は一昨年同期と比べて20%以上増えたものの、交通事故の件数とそれによる死亡者数はいずれも減少したということです。
現在、中国では運転手の交通ルール違反が交通事故を起こす主な原因となっています。このため、警察側は自動車のスピード違反や、バスの定員オーバーなどの取締りを強化したことから、交通事故多発の勢いを効果的に抑えることができました。
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