イスラエル軍当局の放送局は11日、「エルサレムのハダッサ病院の医師は、今日からシャロン首相に対する麻酔薬の使用を中止する」と報道しました。
ハダッサ病院シャロン首相治療チームのメンバーであるヨラム・ワイス氏は10日の記者会見で、「シャロン首相の病状は引き続き回復してきており、生命の危険を脱した。シャロン首相の自力呼吸と右半身の動きはいずれも前日より回復し、左半身もまひしていない」と述べました。
しかし、同病院のシュロモ院長は、「昏睡状態からの覚醒処置はゆっくり進める必要がある。現段階ではシャロン首相の認識力がどの程度であるかは確定できない」と述べました。
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