アメリカのブッシュ大統領は10日ワシントンで、「新しい年にイラク駐留アメリカ軍には、更なる厳しい戦いと更なる犠牲が予想される」と述べました。
これは、ブッシュ大統領が、当日アメリカ海外戦争退役軍人協会のワシントンのホテル内で開いた会議で述べたもので、ブッシュ大統領はその際、「テロ取締りは、いくつかの戦場で同時に行われており、テロリズムはイラクを人類に反対する戦争の中心としていることから、アメリカは、イラクが反テロ戦争の前線であると認識しなければならない。アメリカ軍は、今年の春に駐留軍を17旅団から15旅団に減少することを決めた。イラクの治安と政治情勢の改善に伴い、アメリカは、イラク新政府の指導者とアメリカ駐留軍の一層の調整問題を討議するが、その結果は、イラク情勢により決められる」と述べました。
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