国防科学技術工業委員会の金壮竜副主任(同委員会広報官)は5日、有人宇宙飛行プロジェクトの全体計画に基づき、中国は2006年も引き続き有人飛行プロジェクトを進め、同時に月周回探査プロジェクトにも力を入れる、と述べた。
金副主任は、2006年を月周回探査プロジェクトの「決戦の年」と位置付けた。目下、同プロジェクトは衛星の正式サンプルを製作する段階に差しかかっている。今年は中国初の月面探査衛星「嫦娥(じょうが)1号」と、キャリアロケットの関連製品を、研究・生産の重点に据えるという。