中国衛生省の最新データによりますと、現在中国で新型農村合作医療に参加している農民が1億7千万人を超え、農村人口の2割を占めているとのことです。
2003年からテストが行なわれたこの医療制度は、病気で貧困に陥ることを防ぐため、医療費用の高い場合や入院の場合に農民に手当てを与えます。その資金は、中央政府の資金、地方政府の補助金、農民の保険料からなっています。
中国衛生省は、これから徐々にテスト地域を拡大し、2008年までに全土にまでこの制度を広げ、2010年までに農村人口全員がこの制度に参加するように努力していくと表明しました。
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