ソマリアの指導者は5日、イエメンの海浜都市アデンで、共同コミュニケを発表し、ソマリア各派が争いを止め、和解を実現させるよう呼びかけました。

　イエメンメディアの報道によりますと、イエメンのアブドラヒ・ユスフ大統領と暫定議会のアーダン議長は5日共同コミュニケを発表し、国会議員と政府が国家の最高利益を重んじ、無益な食い違いと争いをしないよう求めると同時に、国会を開くことができるためにソマリアを援助するよう国際社会に呼びかけました。

　声明はその日から30日以内にソマリア国内で正式な会議を開くよう議会に要求しています。

　これと同時に、アブドラヒ・ユスフ大統領とアダン議長は、各派が武装を放棄し、平和的な方法で内戦と争いを解決するよう呼びかけました。