中国最高裁判所に当たる最高法院の曹建明副院長は、5日北京で、「各級裁判所は裁判の機能を十分に発揮し、法に基づいて各地が土地の募集や古い団地の再建プロジェクトで問題を適切に解決し、民衆の利益を着実に保護するよう」要求しました。

　これは曹建明副長官が当日開かれた中国最高裁判所裁判官会議で述べたものです。曹建明副長官は、また、「各級裁判官は知的所有権の法的保護力を強め、知的所有権を保護する法律システムを完備し、外国関連の知的所有権を適切に解決するよう」求め、「各級裁判所は被告への人権保護を重視し、司法分野の人権保障を強化すべきだ」と強調しました。

　統計によりますと、去年1月から11月まで、中国各級裁判所は、各種案件合わせて490万件あまりを審理したことがわかりました。