「中国新聞業発展報告2005」がこのほど、商務印書館から出版された。同報告は新聞出版総署の報紙期刊(新聞定期刊行物)出版管理司が編集したもので、1年半にわたる専門調査と全国新聞業センサスをベースに、4万件を超えるデータを元にして、中国新聞業の発展の状況とすう勢を分析している。中国政府が新聞業の歴史、現状、未来をテーマとする白書に類した業界報告を発表するのは今回が初めて。
同報告は2004年の中国新聞業の経済発展指標を初めて公表した。統計によると、04年に中国で発行された日刊紙は、世界の日刊紙発行量全体の7分の1に当たる14.5%を占めた。日刊紙の一日当たり平均発行部数は世界1位で1億部に迫り、国内の日刊紙普及率は人口1千人当たり75.8部に達した。同時に、中国新聞業界の収益力が大幅に上昇し、年間の購読料収入は252億9千万元、広告料収入は230億7千万元に上り、印刷総量は前年比23.5%増加の見開き両面1526億枚に達した。
人民網日本語版より
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