ロシアの天然ガス企業「ガスプロム」のクプリヤンノフ・スポークスマンは1日、メディアに「当社は、当日午前からウクライナへの天然ガス輸出量を減らし始め、その量は1億2000万立方メートルになる」として、実質的にはウクライナへのガス供給を止めたことを発表しました。
クプリヤンノフ・スポークスマンは、その際「ロシアはウクライナ向けの天然ガスの輸出量だけを減らすもので、これは西ヨーロッパ向けの輸出には影響しない。ロシア側は、必要なすべての措置を取り、西ヨーロッパ諸国への輸出を保障していく」とした上で、ウクライナを通じてのロシアの天然ガスの西ヨーロッパ輸出保障という承諾を履行するようウクライナに要求しました。
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