中国の李学挙民政相は30日北京で、「中国は来年、生活に困っている人々の実際的問題を解決するため、関連制度を完備させ、社会救助システムの整備を進めていく」と述べました。
これは、李学挙民政相が当日開かれた中国民政会議で述べたものです。李学挙民政相はさらに「中国は来年、救助システムの整備への資金投入を増やし、救助システムや救助制度を完備させ、生活に困っている人々への救助レベルを高めていく。同時に、社会救助資金を増やしていく」と表明しました。
李学挙民政相は「中国は、農村部の社会救助に差し迫って必要とされている資金の拠出を重点とするほか、救助資金の管理を強化し、救助資金の即時で、全額の配布を確保していく」と述べ、さらに「中国は来年、さまざまな慈善機構の設置を奨励し、社会のすべての力を動員させて慈善事業を進めていく」と述べました。
中国は今年、自然災害の被災者、延べ1億人を救助しており、都市部と農村部の生活に困っている大部分の人々の基本的生活を保障しているということです。
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