海峡両岸関係協会の汪道涵会長の告別式は30日上海で行われましたが、汪道涵会長の遺族の招きに応じて、台湾海峡交流基金会の辜振甫元理事長の遺族である厳倬雲女史は汪道涵会長の告別式に参加しました。また、国民党の呉伯雄副主席、親民党の秦金生秘書長、新党の郁慕明主席も参加しました。
厳倬雲女史は、「汪道涵氏と辜振甫氏は生前、両岸の問題に非常に関心を寄せた。残念なのは二人が大志を遂げないままでこの世を去った。私は、両岸同胞が二人の遺志を受け継ぎ、両岸関係に円満な結果を作り出すよう心から期待している」と述べました。
国民党の馬英九主席の委託を受けて、呉伯雄副主席は国民党または馬英九主席を代表して告別式に参加し、汪道涵会長への敬意と哀悼の意を表しました。
呉伯雄副主席は、「今年、辜振甫氏と汪道涵氏が相い前後死去した。これは惜しいことだと思う。二人の先輩は同じような模範で、いずれも厚い人文的な基礎を持っている。何か問題があれば、この二人と相談する時、その博学や広々とした視野に、本当に感心した」と語りました。
新党の郁慕明主席も汪道涵会長の告別式に参加しました。
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