中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
中国 映画誕生100周年 盛大な記念式
   2005-12-29 17:10:41    cri

 中国で映画が誕生して今年100周年に当たります。それを記念して28日、北京の人民大会堂で盛大な式典が行なわれました。

 28日の夜、北京中心部の人民大会堂で中国映画誕生100周年を記念する盛大な式典が行なわれました。

 この式典は中国共産党中央宣伝部、国家放送・映画・テレビ総局、文化省が共同で主催したもので、会場には映画芸術家および各界の著名人700人が出席しました。

 式典を前に、胡錦涛国家主席は映画芸術家の代表と会見し、式典で中国共産党中央政治局の李長春常務委員が重要談話を発表し、映画業界の改革を促進し、映画産業の更なる振興を要望しました。

 講演で李長春常務委員は「中国映画の誕生100周年を記念して、過去を顧みて総括し、啓示を受け取り、また、未来に目を向け、情勢を科学的に分析・把握し、前進の方向を明確にするべきである」と述べました。

 1905年中国史上初めての映画「定軍山」が北京で上映されて以来、百年、中国の映画業界は大きな成果を収めています。

 1905年から今年末までに大陸部だけで映画、舞台劇映画、アニメーション映画、科学教育映画、テレビ映画など2万6300本余りが撮影されており、映画撮影・製作所は100カ所以上に達しています。

 ここ数年、チャン・イーモウ監督の「ヒーロー」、「ラバーズ」、フォン・シャオガン(馮小剛)監督の「セルホン」、チェン・カイコー監督の「プロミス」などのヒット映画は国内で興行収入のトップを記録しており、海外へも大きな影響を与えています。

 一方、ヒット映画の本数は少なく、現行の体制は映画産業の発展にマイナスの影響を及ぼしており、アメリカ映画の大量輸入など、中国映画産業の発展は一連の問題に直面しています。

 これについて李長春常務委員は「中国映画を大きく振興させるため、産業構造の改革を進め、大手映画製作会社や集団企業の創設を助成し、映画製作販売への社会資本の投入を奨励し、合作と国際映画祭への参加を通じて海外販路の拡大を求め、映画産業の国際協力・競争に参加する」と述べました。

 式典では監督のチャン・イーモウ氏、チン・カイコー氏、フォン・シャオガン氏、フォ・ジェンチイ(霍建起)氏、女優のゴン・リー氏など50名に対し、「傑出した国家の映画芸術家」との称号を授けました。

 会場で女優のチャン・ツィイー氏は「我々は繁栄の時代に生まれ、祖国は我々の才能を開花させるため大きな舞台を作ってくれた」と語りました。

 台湾の女優グィ・アーレイ(帰亜蕾)氏は「映画文化の100年は中国文化そのものの発展と中国人の進歩の歴史でもある。私は中国人として誇りに思っている」と語りました。

映画
v 中国映画、最盛期を迎え 2005-12-27 15:54:44
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |