スリランカ政府は23日夜、首都コロンボで声明を発表し、反政府組織LTTE・「タミル・イスラム解放のトラ」が当日午後海軍兵士を襲撃し、13人の死亡者を出したことを強く非難しました。
声明は、「LTTEの今回の襲撃事件は政府軍兵士に大きな死傷を出させることを目的としている。LTTEは少しも停戦協定を遵守する誠意を持っていない」と指摘した上、LTTEの挑発的な行為に対し冷静を保つよう国民に呼びかけました。
当日午後、約30人のスリランカ海軍兵士がコロンボ北部のマンナルにある基地に戻る際、地雷とロケット弾の攻撃を受け、13人が死亡し、3人が負傷しました。事件発生後、スリランカはLTTEによる一層の暴力事件を防ぐため、切実な行動を取るよう、国際社会に求めています。
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