2週間延期されていたサダム・フセイン元イラク大統領ら8人の被告に対する公判が21日、バグダッドの高等法廷で再開されました。
報道によりますと、今回の公判で第11号証人が何の遮蔽物もないままで証言しました。
1982年7月イラク中部のドジャイルで、フセイン元大統領を暗殺未遂事件が発生しました。その、報復としてフセイン元大統領はそこに居住するイスラム教シーア派住民148人を虐殺したとされています。仮に有罪の場合、フセイン元大統領は死刑判決をまぬがないということです。