アジア開発銀行が19日発表した報告によりますと、東アジア新興地域の経済成長率は7.2%部達すると見込まれています。
東アジアの新興地域とは、ASEAN・東南アジア諸国連合加盟10ヶ国、中国と韓国を指しますが、この報告は、来年の新興地域の経済成長には、主に、世界の情報製品の需給状況が低迷から抜け出し、また中国経済が強い成長ぶりをたもっていることなど多くのプラス的要素があるとした上で、「この地域の主要国の一つである中国は、個人消費が急増するという刺激の下にその経済は成長を保っているが、成長率は今年の9.3から9%以下に減るだろう。また、中国は東アジア地域の多くの国にとっては主な貿易パートナーであり、中国の輸入量の絶え間ない増加はこれら諸国により大きな経済成長での原動力を提供するだろう」としています。
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