中国の金人慶財政相は19日、「2006年、中国は全面的に農業税を取り消し、これにより2600年も続いてきた農業税は終結する」と表明しました。
農業税は歴史上、中国財政の主な収入源でした。ここ数年来、工業とサービス業の発展に伴ない、農業税は国家財政での比重は小さくなってきました。去年、農業税が中国全国財政収入で占めた比率は1%至らなかったということです。
関係者は、「農業税は中国の都市部と農村部の差を縮小し、農民負担を軽くする面で歩み出した歴史的な一歩である」と述べました。