中国政府とスイス政府が協力して行っている中国チベットラサ市にある小昭寺の修繕工事がこのほど竣工しました。
小昭寺は1300年の歴史を持ち、ポタラ宮と同じ年代に立てられたものです。風雨などの影響により、小昭寺にある多くの建物に危険な状況が現れました。このため、今年の4月から中国とスイス政府は共同で小昭寺に対する修繕を行なっています。僧侶の意見に基づいて、蔵経閣、壁画などを修復し、スイス側は120万元を投入しました。
中国政府は今後3年間で700万元を拠出して、小昭寺に対する全面的な修繕を行なう計画です。
小昭寺の敷地面積は約4000平方メートルで、チベット仏教の主な寺院の一つで、比較的高い歴史的価値と文化的な研究価値があります。
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