中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
中国の第3陣暴動対策平和維持警察部隊がハイチに
   2005-12-13 14:03:46    cri

 中国の暴動対策平和維持警察部隊が12日北京を離れ、国際的平和維持任務を執行するためハイチに向かいました。これは2004年10月以来、中国がハイチに派遣した平和維持部隊の第3陣です。中国が国連の平和維持活動地域に平和維持警察部隊を派遣することは、中国政府の重要な外交的行動であり、その世界平和に寄与する前向きな姿勢を示しています。

 12日北京空港で行われた送別会で、ハイチに派遣される第3陣暴動対策平和維持警察部隊の8名の女性隊員の一人、南福娟さんが、このように述べています。

 「私たちは自分が担う使命がとても神聖なもので、非常に感激しています。祖国が強い後ろ盾となっているため、何の心配もありません」と語っています。

 今回、ハイチに赴き任務を執行する中国の暴動対策平和維持警察部隊はあわせて125人からなっており、そのうち、30人がすでにハイチに先着しました。

 2004年10月、中国は国連の要求に応じて125人の第1陣暴動対策平和維持警察部隊を派遣し、ハイチに赴き、暴動対策や治安維持、地元警察の訓練などの任務を担っていました。更に、今年4月、中国はハイチに第2陣の平和維持部隊を派遣し、第1陣と任務を交代しました。そして、この第2陣は今月14日任務を終え、帰国することになっています。

 現在、ハイチの情勢は依然として厳しく、生活の条件も悪く、気候が蒸し暑くて、デング熱やエイズなどが流行しています。また、効果的な組織・管理メカニズムがないため、国際救援物資が盗まれたり、略奪されたりすることが度々発生しています。第3陣平和維持部隊の石学鵬政治委員は、「ハイチの現状がとても複雑で、情勢が厳しいですけれども、我々隊員は今回の任務達成に十分自信を持っており、当面の情況に対して心構えがあります。この前、私たちは技術・技能面、戦術面、それに精神面などについてすでに2,3ヶ月にわたる訓練を行ってきました。125名の隊員はみんなすばらしいから、ハイチでは必ず円満に任務を達成できると思います」と意気込みを語ってくれました。

 中国は1980年代から国連の平和維持活動に参加し始めたものです。1999年、中国が国連の文民平和維持活動に参加することを正式に発表して以来、すでに東ティモールやリベリア、アフガニスタン、コゾボ、ハイチにのべ400人の平和維持警察部隊を派遣しました。中国公安省の孫永波次官は、「国連の平和維持活動地域に平和維持警察部隊を派遣することは中国政府の重要な外交行動であり、中国が国連の常任理事国として国際社会で担う重要な役割と影響力を示し、世界平和に寄与する前向きな姿勢と中国人民が世界平和を維持する重要な力であることを表している。」としています。

平和維持警察部隊
v 第3次の平和維持警察部隊  ハイチへ 2005-12-12 16:21:57
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |