中華慈善総会によりますと、アメリカからの「問題寄贈品」が近く返還されるということです。
11月上旬、中国出入国検査検疫部門は安徽省と北京で4箱の寄贈品の中から人身の安全、健康と環境保全面で問題があり、中古の医療器具、不潔で破損された布団や衣料品などが発見されました。これら「問題寄贈品」はアメリカのLDS基金会から、親のいない子供を世話する施設へ寄付されたもので、およそ400万人民元に相当します。各地出入国検査検疫局は直ちに箱を閉じ、検疫を許可しなかったということです。
現在、中華慈善総会によりアメリカ側と交渉を進め、アメリカは早速に原因解明をする姿勢を表明しています。アメリカはこれら「問題寄贈品」を回収し、同様の医療物資の国内持ち込みには現金を寄付するよう約束をしました。
|