「南京大虐殺68周年幸存者の証言会」は10日、東京都千代田区の社会文化会館で行なわれました。証言会は南京大虐殺の生存者を招いたほか、中国侵略の旧日本軍が撮った南京大虐殺の写真をも展示しました。
今回の集会は南京大虐殺幸存者の証言を聞く会実行委員会の主催によるものです。委員会のメンバーは、戦時中日本で公開禁止の写真を含めた多くの写真を展示することによって、南京大虐殺の残虐さを紹介し、中国やアジア諸国の国民と真の友好関係を結ぶために日本は歴史を直視しなければならないと示しています。
このほか、南京大虐殺の二人の生存者も自ら経験した大虐殺を紹介しました。中国側の研究員が研究成果を発表し、南京大虐殺を調査することは新たな憎しみを煽り立てるためではなく、歴史が二度と繰り返されないように願うものだと表明しました。
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