中国共産党中央政治局常務委員でもある曾慶紅国家副主席が、「ここ数年、中日関係に深刻状態が現れた責任は、中国側にはない」と強調しました。
これは7日北京で日本社会党の福島瑞穂党首を団長とし、日本の村山富市元首相を顧問とした日本社会党代表団と会見した際述べたもので、曾慶紅国家副主席は、その際、「日本の指導者の靖国神社参拝は、中国人民の感情をひどく傷つけ、両国関係の政治的基盤を損なった。両国の政治家と有識者は共に努力し、障害を取り除き、両国関係の正常な発展を推進し、子々孫々の中日友好を確保していかなくてはならない」と述べました。
これに対し福島党首は、日本の指導者の靖国神社参拝を非難した上で、日本は歴史的責任を正視し、平和発展の道を歩むべきだとの日本社会党の主張を改めて表明しました。
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