中国文学芸術界聯合会と中国民間芸術家協会は4日、河南省汝南県に「中国梁祝の里」の称号を授与した。中国民間芸術家協会の白庚勝副会長は、河南・浙江・江蘇・山東の4省7地区が同協会の協力によって「梁祝文化」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界無形文化遺産(人類の口承および無形遺産の傑作)」に共同申請し、国内で初めて「文化享受、協力申請」の快挙を成し遂げたことを明らかにした。
「梁祝」とは、1600年以上にわたり伝わる梁山伯と祝英台の愛の物語を指す。専門家の検証によって、この物語の内容に対応するすべての地名と遺跡が汝南県にあることがわかった。白副会長によると、同協会は4省7地区が申請準備を進めていることを知り、各方面を調整して遺産の発掘・整理・開発をさまざまな角度から強化し、力を合わせて共同申請を実現させた。
「人民網日本語版」
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