アメリカ・ゾグビー・インターナショナルが2日発表したある調査結果によりますと、アラブ諸国の民衆はブッシュ政府の中東地域で『民主』を推し進める動機に対してはほとんどが疑問を抱いており、アメリカの"イラク侵略"は、中東地域をより不安全なものにしたと見ています。
この調査は今年の10月にヨルダン、レバノン、モロッコ、サウジアラビア、エジプトとアラブ首長国連邦など6つの国で行われたもので、調査結果では、69%の対象者が、中東地域の石油獲得、イスラエルの保護と中東地域のコントロール、及びアラブ諸国の勢力減少こそが、アメリカの「大中東民主計画」を推進ぬいおける真の目的であると指摘しており、また、78%の対象者は、アメリカが発動したイラク戦争によりテロ活動が増えたとし、さらに、約8割の人は、この戦争により中東地域は更に不安定になったと指摘しています。
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