イラク国家安全顧問のルバイ氏は29日、「イラク部隊の治安能力向上を受けて、来年上半期、約3万人のイラク駐留アメリカ軍が引き上げる可能性がある」と明らかにしました。
ルバイ氏はまた、「イラク警察部隊と軍は、暴力事件の発生防止、規定において能力が向上している。加えて、イラクの一般市民も一部の地域で警備の役割を果たしている」と述べました。
ルバイ氏によりますと、アメリカ国防総省は、12月に行なわれるイラク議会選挙後の駐留軍の人数削減について検討中であり、「アメリカ軍は二年以内にイラクから全て撤退する」との見通しを示しました。
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