中国外務省の劉建超スポークスマンは29日北京で、「中ロ両国政府は松花江の汚染事件を大変重視しており、今後も引き続き協力を強め、できるだけ汚染による被害を最小限に抑えていく」と述べました。
これは劉建超スポークスマンは当日行われた定例記者会見で述べたもので、劉建超スポークスマンはその際、「中ロ両国政府はいずれも、松花江汚染事件により両国関係にダメージをもたらすことを望まない。事件発生後、中国側はずっと積極的な措置を講じているとともに、24日から毎日適時に汚染帯への観測情況などをロシア側に通報している。」と述べました。
別の報道によりますと、中国側はすでにロシアにベンゼン類汚染物を迅速に観測できる設備を贈呈し、専門家を派遣してロシアに赴き、設備の据付や作業員の訓練を行います。
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