中国の胡錦涛国家主席は19日、韓国のプサン(釜山)でAPEC・アジア太平洋経済協力会議第13回首脳会議で発言した際、「鳥インフルエンザは当面アジア太平洋地域ひいては全世界が共に直面している問題である。APEC各加盟国は密接に協力し、共にこのチャレンジに対応しなければならない」と述べました。
胡錦涛国家主席は、「中国は鳥インフルエンザの予防を非常に重視し、積極的な予防策を制定し、感染情況の監視観測や予告を強化し、応急体制を健全化させ、関連の科学研究や民衆の予防意識を強め、国際機関との交流と協力を強化するなど一連の措置を講じている。中国は、APECが鳥インフルエンザ予防分野で協力を展開することを支持する」と強調しました。
APEC第13回首脳会議は当日、プサンで「インフルエンザ大流行防止提唱」を採択し、緊急行動を取って鳥インフルエンザの感染拡大と人への感染を完全に抑制するよう呼びかけました。
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