中国商務省公平貿易局の王世春局長は19日北京で、「中国は、貿易紛争がもたらした圧力を軽減させるため、引き続き貿易摩擦対応メカニズムを健全化させていく」と明らかにしました。
これは、王世春局長が当日行われた「反ダンピングと会計フォーラム」で述べたもので、その際、王局長は、「中国は、関連措置を取り、関係企業が貿易摩擦の中で主な役割を発揮させる一方、貿易摩擦対応メカニズムを健全化させ、その予測システムを確立する」と述べました。
ここ数年来、中国と他国間の貿易摩擦が深刻化になっており、WTO・世界貿易機関の統計によりますと、1995年から2004年にかけて、中国が受けた反ダンピング調査は390件にのぼったということです。
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