中国の薄熙来商務相とチリのウォルケル外相は18日、韓国のプサン(釜山)でそれぞれ自国政府を代表し、自由貿易協定に調印しました。
この調印式には中国の胡錦涛国家主席とチリのラゴス大統領が出席しましたが、 中国とチリとの自由貿易協定についての交渉の開始は、胡錦涛国家主席とラゴス大統領が2004年11月18日に共同で発表したものです。その後、両国は市場参入や原産地についての規定、技術貿易障壁、医療衛生と植物への衛生的措置、貿易救済、紛争の解決、協力などの問題について5回にわたって交渉し、このほど、協定のあらゆる内容について合意に達したものです。
この協定に基づいて、2006年の7月1日から、両国は貨物貿易での関税減免を全面的に実施することになります。
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