第5回「中国ネットメディアフォーラム」が15日、中国東部の都市杭州で開幕しました。フォーラムに参加している中国国内中央・地方レベルのニュースウェブが共同提案を出し、インターネット情報への管理を強化し、その知的所有権への保護を強めるよう呼びかけました。

　「調和の取れた社会を構築するために努力するよう」と題するこの提案書は、「中国のネットメディアはニュース情報の信憑性と正確性と堅持し、ユーザーの合法権益を自覚的に守り、知的所有権を尊重してそれを保護し、各ネットメディアの交流と協力を強化することによって、共同発展を実現する」としています。

　今回のフォーラムのテーマは「ネットメディアと調和の取れた社会」であり、フォーラムに参加する代表らは、ネットメディアがいかに良好なネット環境を作るか、いかに自律を強化するかなどの問題について討議することになります。

　この「中国ネットメディアフォーラム」は、この分野において、レベルが最も高く、また規模が最も大きいフォーラムであり、2001年以来、年に一度開かれています。