国際社会は10日、このほどヨルダンで起きたテロを強く非難し、テロ取締りでの協力を強化するよう呼び掛けています。
国連安保理は当日午前議長声明を発表し、ヨルダン政府に協力して、テロリストをいいち早く逮捕するよう呼び掛けました。
アラブ連盟のムーサー事務総長は、メディアを通じて声明を発表し、今回のテロ行為を強く非難しました。
レバノンのラフード大統領は、「レバノン人民はヨルダン人民を支持し、テロ事件とその当事者を強く非難する」と述べました。また、レバノンの首相と外相も談話を発表し、「レバノンは全力をあげて、テロリズムとテロリストを取締るヨルダン政府の活動を支持する」と表明しました。
更に、ドイツのフィッシャー外相は声明を発表し、事件の当事者とその組織者を厳しく処罰すべきだ。ドイツ政府は、ヨルダン政府と共にテロリズム取締りに努めていくと語りました。
EU・欧州連合やNATO・北大西洋条約機構、イスラム諸国会議機構などの国際機構とアメリカ、ロシア、エジプトなどの国もそれぞれ今回のテロ事件を強く非難しました。
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