イラン最高国家安全保障会議の議長でもあるラリジャ二核問題交渉首席代表は、6日、イランの核問題の交渉再開を正式にEU・欧州連合に求めました。
関係者によりますと、ラリジャ二首席代表は、当日、イギリス、フランス、ドイツ3国のイラク駐在大使に、この3国の相宛えの書簡を手渡すようそれぞれ委託したとのことです。
この書簡は、「イランとEU双方は、IAEA・国際原子力機関の関連条約枠組み内での問題解決を主旨とし、合理的な姿勢をとり、核問題交渉を出来るだけ早く再開しなければならない」としています。
ラリジャ二首席代表は、「イラン政府は、国際的な法規の範囲内で、イランの核エネルギー利用の権力を断固として維持する」と強調しました。
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