レバノンのサッルーグ外相は4日ベイルートで記者会見し「ヒズボラの武装力はレバノン南部の安定を維持する上では重要な勢力である」との見解を表明しました。
サッルーグ外相はその際「ヒズボラは民兵の武装力ではなく、外国侵略を抵抗する武装力であり、レバノン部隊の一部分でもある」と強調しました。
また、ヒズボラとレバノン国境内のパレスチナの武装力を解除するよう求めた国連の第1559号決議について、サッルーグ外相は「レバノン各党派が対話を通じてこそ、この決議で合意に達することができる」と述べました。
サッルーグ外相は更に、国連のラーセン特使がこのほど安保理に提出した報告で「サバー農場はレバノンの領土ではない」との言い方を非難しました。
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