中国とロシア両国の医療衛生部門は3日、北京で、ロシアのベスランテロ事件で被害を受けた児童の治療に援助を提供する了解覚書に調印しました。
この覚書に基づいて、中国は近いうちに専門家チームを派遣し、これらの児童に対して身体検査を行った上で治療案を提出します。双方は具体の情況によって、一部の児童を中国に移して治療し、その治療費用は中国側が負担します。
2004年9月1日、30人余りのテロリストはロシア南部に北オセチア共和国のベスラン市の中学校で教師や学生ら1000人余りを人質にし、この事件で合わせて172人の児童を含む331人が死亡し、700人余りが負傷したとのことです。
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