全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は3日、北京でラスムッセン議長の率いるヨーロッパ社会党代表団と会見した際、「中国共産党はヨーロッパ社会党とそのメンバーとの関係をさらに深め、中国とヨーロッパとの関係を共に推し進めていきたい」と表明しました。

　呉邦国委員長はその際、「ここ数年、中国と欧州双方の全面的戦略パートナーシップは急速に発展しており、これは双方の利益に符合し、世界の平和と発展にもプラスとなる」と語りました。

　これに対し、ラスムッセン議長は、「新しい国際情勢の下で、欧州と中国双方の共同の利益は絶えず増えている。ヨーロッパ社会党は、中国共産党との友好関係の発展を高度に重視しており、共に関心を寄せる問題について対話と交流を深め、双方の関係発展に新たな活力を注いでいきたい」と述べました。