ベトナムを訪問中の中国共産党の総書記でもある胡錦涛国家主席は31日ハノイでベトナム共産党のノン・ドク・マイン書記長とチャン・ドク、ルオン大統領とそれぞれ会談を行い、二国間関係と共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交換しました。
胡錦涛主席は空港でステートメントを発表し、「今回の訪問は中国とベトナム両党と両国、および両国人民の友好と相互信頼を深め、両国の互恵の協力と共同の発展を促すに違いない」と述べました。
胡錦涛主席はまた、「中国とベトナムは山と川でつながり、両国の友好は両国人民の心に根深く残っている。双方は、長期の安定をはかり、未来に眼を向け、善隣友好を求め、全面的に協力するという方針に則って、永遠によき友人、よき同志とよきパートナーになっていく決意である。今年は、両国の国交樹立55周年でもあり、これを契機に双方が両国関係を新たなレベルにまで引き上げていくよう期待する」としています。
会談の席上、ノン・ドク・マイン書記長は、「胡錦涛総書記は、中国ベトナム両国のそれぞれの新しい五ヵ年計画が実施させる前にベトナムを訪問したが、これは両国関係をいっそうレベルアップさせるに違いない」と述べました。
会談に先立って、ノン・ドク・マイン書記長とチャン・ドク、ルオン大統領は胡錦涛主席のために盛大な歓迎式典を行っています。
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