国家林業局野生動植物保護局の卓榕正局長は、31日北京で開かれた記者会見で、「中国は措置を講じて、鳥インフルエンザへの感染ルートを少なくするため、人間と家畜が主な渡り鳥の生息地に進入することをことを禁止している」と述べました。
卓榕正局長は、「いまは、渡り鳥の移動シーズンにあたるが、そのいくつかの移動ルートには中国経由であることがわかった。周辺諸国や中国国内では鳥インフルエンザの感染は相次いで確認されたため、いまは、家禽類からの渡り鳥へのウイルス感染を防ぐと共に、ウィルスを持つ渡り鳥の移動中におけるほかの生物への感染を防止しなければならない」と語りました。(10/31)
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