アメリカのペンタゴン・国防総省は29日、アメリカと日本は、両国の軍事協力の強化と、沖縄に駐留するアメリカ軍海兵隊の削減で合意に達したと発表しました。
アメリカのライス国務長官とラムズフェルド国防長官、日本の町村信孝外務大臣と大野功統防衛庁長官は当日午前、2プラス2・米日安保協議委員会を開き、双方は、アメリカの第3海兵隊遠征軍司令部をグアムに移動させ、沖縄駐留海兵隊の人数を削減することで一致しました。沖縄に駐留している約7000人の海兵隊員をグアムに移動させるには、およそ6年かかるとのことです。