競売会社サザビーズが23日に香港で開催した秋季競売で、清代に乾隆帝(在位1735~1795年)のリクエストで作られたとされるほうろうの小瓶が競売にかけられた。小瓶は彩色がほどこされ2つの取っ手があり、側面には花や鳥の絵や、「古月軒」という詩が書かれている。
競売は8500万香港ドルから開始し、最終的に1億1548万香港ドル(約17億1251万円)で落札され、海外から中国人の手に戻った。この落札価格は、清代の磁器の競売では最高価格であるほか、アジアで行われた芸術品の単品競売の落札価格としても過去最高。
「人民網日本語版」
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