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アフリカの19の国からやってきた20人余りの環境保護担当官は北京で、中国国家環境保護総局が行った環境保護養成プログラムに参加しました。このプロジェクトを担当する中国国家環境保護総局の洪少閑氏は「このプログラムはアフリカ諸国の環境保護担当者が中国の経験と技術を学習する重要な場を提供し、これによって中国とアフリカ諸国の環境保護分野での交流と協力を大きく促進することになる」と述べました。
アフリカ大陸は発展途上国が最も集中している地域です。これらの国々は自身の経済発展と民衆の生活の改善に努力すると同時に、多くの環境保護問題に直面しています。この分野での協力と交流を強化するため、今年2月、中国とアフリカ諸国はケニアの首都ナイロビで、中国とアフリカ環境保護会議を行いました。中国の曾培炎副首相は席上、「中国はアフリカ諸国と環境保護分野での交流と協力を強化し、各国の人材の養成を手伝い、経験や技術を伝えたい」と表明しました。
アフリカは水資源が非常に不足しており、その分布も不均衡で、また汚染も深刻です。そこで、今年9月、中国国家環境保護総局はアフリカ諸国の環境保護担当職員を対象に、水質汚染や水資源管理に関する養成プログラムを実施しました。このプロジェクトを担当している中国国家環境保護総局の洪少閑氏は「中国は環境保護分野で様々な問題に遭過したが、水質汚染対策や水資源利用の面でより良い経験を持っている。中国はアフリカと似ているところが多く、砂漠地帯もあれば、旱魃地帯もある。そのため、中国の経験はアフリカ諸国にとって必ず役に立つものだ。このプログラムの目的は中国の経験を多くの国々と共有することにある」と語りました。
20日余りに亘る養成プログラムで、ニジェール、リベリア、南アフリカ、モーリシャス、コートジボアール、カーボベルデなどの19の国からの環境保護担当者は中国の水資源保護、汚水処理、環境保護管理制度及び環境整備などについて学びました。中国の著名な大学の教授も汚染処理技術について彼らに詳しく紹介しました。このほか、高官たちはまた、中国環境監督観測所、国家環境総局監督観測センター、汚水処理と水質管理の企業を見学しました。
参加者の中には、環境観測の担当者もいるし、環境管理を担当する人もいます。彼らは、学習と現地視察を通じて、これらの高官は中国から多くの知識と経験を習得しただけではなく、中国の環境保護技術にも十分触れることができました。彼らは中国の環境管理と汚水処理の面における技術と設備が自分の国にも適用できるとして、技術援助による水質汚染問題の解決に協力するよう中国側に要請しました。
この養成プログラムは、アフリカの環境保護担当者の間で、強い反響を呼びました。洪少閑氏は「参加者たちは自分の国からより多くの人を中国に派遣し、この養成プログラムに参加させたいと考えている。中国経済の飛躍的な発展に加えて、環境保護の面でもいかに進んでいるかが参加者の関心事項であり、彼らは中国の経験が自国の発展にとってプラスとなると考えている、自国の環境保護分野の発展に役立つこのプロジェクトを続けてほしいと希望している」と述べました。
第2回の環境保護養成プログラムは今年12月に行われる予定だということです。今後、中国国家環境保護総局はこのプロジェクトを長期的に続けていくことを決めました。
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