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台湾の日本占領下からの祖国復帰60周年を記念
   2005-10-25 16:32:06    cri

 今日、10月25日は、台湾の日本占領下からの祖国復帰60周年記念日で、午前中、中国各界は北京で盛大な記念式典を行いました。

 全国政治協商会議の賈慶林議長は、式典で談話を発表し、「台湾が祖国に復帰したことは、中国人民の抗日戦争の収めた偉大な勝利の成果であり、中華民族の勝利と誇りだ」と指摘し、台湾の祖国復帰を記念することは、歴史を固く認識し、過去を忘れず、国家の主権と領土の保全を守り、祖国の統一プロセスを推し進めていくためだ」と強調しました。

 1894年、日本は中国を侵攻し、翌年に、当時の清王朝と不平等条約を締結し、台湾を強制的に占領しました。

 60年前のこの日、つまり1945年10月25日、中国人民の抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利を勝ち取った情勢の下で、中国政府の代表は、日本軍の降伏儀式で、「その日から台湾は正式に中国に復帰する」と世界に宣言しました。それにちなんで、10月25日は、台湾の祖国復帰記念日とされます。

 今日、北京で行われた台湾の祖国復帰60周年記念大会で、中国全国政治協商会議の賈慶林議長は、「台湾の復帰は、中国人民の抗日戦争勝利の成果であり、中華民族の勝利と誇りでもある。我々が台湾復帰を記念するのは、歴史を銘記し、中華民族の精神を高め、海峡両岸同胞の団結、国家主権や領土保全の確保、両岸関係の平和的かつ安定した発展、および国の統一プロセスを推進するためだ」と述べました。

 台湾人民は、日本侵略者に反抗した半世紀にわたる闘争の中で、合わせて65万人が命を捧げました。彼らは、自分が中国人であることを血と生命で証明し、中華民族という家庭で忘れられない存在です。今日の記念大会で、台湾復帰の経験者周青さんは、「台湾は、かなりの苦難を経て、祖国に帰ったのだ。台湾独立という分裂主義による分裂行為を断固として阻止すべきだ」と表明しました。

 「台湾の植民地支配からの脱出はたやすいことではなく、世界平和を愛さなければなららい。私たちは台湾独立勢力の国家をぶ分裂させる行為を阻止し、海峡両岸関係の発展と祖国の平和統一プロセスの推進と中華民族の偉大な復興のために努力しなければならない」と述べました。

 台湾の分割から復帰までのこの歴史は台湾が中国の切り離すことのできない一部だということを示しています。しかし、長期にわたって、台湾独立勢力は現実と国際法を無視し、海峡両岸の分裂を企んでいます。これに対し、賈慶林議長は、「台湾の祖国返還の事実が否定するわけにはいけない。台湾が中国領土の切り離すことができない一部だという法律の面できちんと定められたこの内容に疑義をはさむことは許されず、挑発することをも許せない。国家の主権と領土の保全が侵犯されないよう確保することは台湾同胞を含む全ての中華民族の子孫の根本的な利益に叶う。海峡両岸の同胞は手を繋いで、協力し、両岸関係の平和的かつ安定した発展に向けて努力してからこそ、初めて両岸の共同繁栄を実現でき、海峡両岸の平和的な統一のため条件作りができ、その上で、真の意味での中華民族の偉大な復興を実現できるだろう」と述べました。

台湾
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