まもなく退任するドイツのシュトルック国防相は24日ベルリンで、「ドイツは今後、海外危険地域への軍隊派遣に必要な制限を行わなければならない」と表明しました。
シュトルック国防相は「ドイツは世界各地に軍隊を派遣してはいけないし、したくもない。ドイツとドイツ軍の国際社会での責任は自分自身の能力に限られるものだ」と述べました。
シュトルック国防相はまた、海外への軍隊派遣問題で団結を強め、なるべく一致した行動を取るようNATO・北大西洋条約機構の各加盟国に呼びかけました。