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中国、相変わらず国連事業を支持
   2005-10-24 17:16:35    cri
 60年前の今日、国連が正式に成立しました。国連の誕生は歴史上の大きな出来事で、第2次世界大戦後の国際政治の発展に大きな影響を及ぼしました。国連の創始国と安保理の常任理事国として、中国と国連との協力はだんだん深められてきました。前任の中国国連常駐代表である李肇星外相は、「中国は引き続き国連の事業を支持していく」と示しました。

    1945年6月26日50カ国の代表はアメリカのサンフランシスコで、「国連憲章」に調印しました。同年、10月24日「国連憲章」が発効し、国連が成立しました。そこで10月24日は国連の日と定められました。

 李肇星外相は、「中国は国連の創始国として初めて《国連憲章》に調印した国で、また安保理の常任理事国でもある」と述べました。

 1949年中華人民共和国が建国されました。国際慣例と国際法に基づき、中国の国連における地位は新中国に移されるべきでした。しかし当時のアメリカ政府は新中国を国連から排除しようと企んでいました。このため、その後、22年間の努力を経て、新中国の国連における権利がようやく回復されたのです。

 このことについて、李肇星外相は、「1971年10月25日第26回国連大会では、絶対多数で第2758号決議が可決され、中国の国連におけるすべての権利が回復した」と述べました。

 1980年から1985年にかけて中国の国連常駐代表を務めていた凌青さんは、「中国が国連のような世界でもっとも大きな政府間国際組織に加盟することは、外交面での大きな成果を示している。国際的に見ても重要な意義を持っている。中国の外交政策は、世界の平和を維持し、共同の発展を促進することを目的としている。中国は国連において、今後も重要な役割を果たすだろう」と述べました。

 1990年から1993年にかけて中国の国連常駐代表を務めていた李道豫さんは、「中東戦争の間、中国は正義を守り、最初からイラクへの武力侵攻に明確に反対した。イラクの独立と主権を擁護し、侵略に反対することは基本的な立場である。例えイラクのやり方が間違っていても、国としての主権は尊重されるべきだ」と語りました。

 1998年から2002年にかけて中国の国連常駐副代表を務めていた沈国放補佐官は、「今回の国連改革交渉で、われわれは常任理事国であると同時に発展途上国でもあるという立場を考えねばならなかった。全体として、発展途上国の利益を擁護するという、重要な役割を果たした」と語りました。

 今後の国連の役割について、李肇星外相は、「国連が時代の流れに適応し、世界の人々の声にこたえ、《国連憲章》の原則を遵守すれば、平和を維持、発展させることにより積極的な役割を果たせる。中国は国連の事業を支持していきたい」と表明しました。

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