国連は22日、「パキスタン支配下のカシミールとパキスタン北部地域の地震被災者への援助を増加するよう」国際社会に呼びかけました。
パキスタン駐在の国連人道援助担当者は当日、イスラマバードで開かれた記者会見で、「パキスタン北部の天気はますます寒くなり、まもなく冬を迎える。もし被災地に充分なテントや食料、薬品を提供しなければ、新たな災難が発生する可能性がある」と述べました。
また、パキスタン地震災害救済協調委員会は当日、今月8日に発生した大地震の死者は5万3000人余、負傷者は7万5000人で、200万人が家屋を失っていると発表しました。
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