今、中国西北部の都市西安で開催中の国際古跡遺跡理事会の第15回会議は21日「西安宣言」を採択し、古跡・遺跡と歴史区域の環境を保護することを明確に提案しました。
この「宣言」は5項目の原則と提案からなり、古跡遺跡環境の定義、古跡遺跡環境の脆弱性、背景環境の動的変化および古跡遺跡線性環境の挑戦に如何に対応するかという点を明確にしています。
専門家は、この「宣言」は、各国の文化遺産保護での経験を締めくくり、世界各国が経済を発展させるという前提の下での文化遺産保護に指導的意義があると評価しています。