パキスタン外務省の高官リアズ氏は18日、首都イスラマバードで、パキスタン政府を代表して、中国の国際救援隊に感謝の意を表しました。
救援活動を終えた後、中国の国際救援隊は、当日、パキスタンで最も被害のひどかったバラコットを離れ、イスラマバードに到着しました。
リアズ氏は、当日の中国の国際救援隊を歓迎する式典で、「パキスタンが大きな自然災害に見舞われた際、中国の政府と人民が惜しみない援助を提供してくれたことにわれわれは深く感謝している。中国は、パキスタンに救援隊を派遣した最初の国であり、中国の救援隊は、被害の大きかった地域に入っただけでなく、援助物資を提供し、援助金の提供をも承諾した。中国の救援隊のおかげで、多くの人の命が救われた。われわれは、これに深く感謝している」と述べました。
パキスタン駐在の張春祥中国大使は18日、中国大使館とパキスタン駐在の中国各機関を代表して、パキスタン政府に700万ルピー余り、およそ11万7千ドルの支援金を寄付しました。また、中国赤十字社からのパキスタン被災地区への救済物資も当日、イスラマバードに到着したということです。
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