中国の国営通信社、新華社通信は17日評論員の文章を発表し、日本の小泉首相の17日の靖国神社参拝に憤りを示し、それを強く非難しました。

　この文章は「小泉純一郎首相は17日またも公然と靖国神社を参拝し、日本軍国主義の大きな被害を受けた中国などアジア諸国人民の感情をひどく傷つけ、日本と、中国を含めたアジア各国との友好協力関係を損なった。小泉首相はその行為の結果に歴史的責任を負うべきである」と述べています。

　この文章はまた「小泉首相は靖国神社を参拝し、歴史問題で依然として人を騙している。日本側が戦争に対する反省を具体的な行動に移し、厳粛で真剣な姿勢で歴史問題をうまく処理するよう希望する」と述べています。

　このほか、18日付の中国共産党中央機関紙「人民日報」も評論員の文章を発表し、「小泉首相の靖国神社再度参拝は、人類の良知と国際的正義に対する挑発である」と述べています。