WHO・世界保健機関は13日、環境汚染がすでに全世界の児童の健康を損なう最も大きな脅威の一つとなったと明らかにしました。
WHOがケニアで開かれているアフリカ児童衛生保健シンポジウムに提出した報告の中で、「世界では毎年300万人もの5歳以下の児童が環境汚染による病気で死亡している。汚染物が入った空気と水、必要な衛生施設の不足し、日増しに退化しつつある生態環境などいずれも児童たちにひどい影響を与えている。」と指摘した上で、「環境退化と環境汚染はまた貧困と飢饉をもたらす主な原因の一つであり、貧困と飢饉は数多くのアフリカ児童の大きな死亡要因である」と強調しました。
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