曾慶紅国家副主席は、13日北京で、イランのモッタキー外相と会見し、「IAEA・国際原子力機関の枠組み内で、外交ルートを通じ、対話と協商の形でイラン核問題を解決するよう望んでいる」との中国政府の態度を示し、また、イランが前向きな姿勢をもって現在の難局を打開し、EU・欧州連合との交渉をいち早く回復するようよう期待しました。
席上、曾慶紅国家副主席は、「中国とイラン両国の各レベル、各分野における交流と協力を強化し、双方の経済協力と貿易の内容を絶えず充実させ拡大し、両国の友好協力関係を新たなレベルにまで引き上げていきたい」との中国政府の姿勢を強調しました。
これに対しモッタキー外相は、「イランの新政府は、中国との各分野の友好協力関係を絶えず深め、またイランの核問題では中国側との疎通を保っていきたい」と表明しました。
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